市販シャンプーがあなたの抜け毛の原因かも?その理由を徹底解説!

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抜け毛が起こる原因は複数あります。髪の周期が終わり自然に抜けるケースや偏った食事による頭皮の栄養不足、男性であれば男性ホルモンによって起こる脱毛症も考えられるでしょう。そのほかに、合っていないシャンプーが抜け毛を助長しているケースもあります。

この場合は、シャンプーを変えてみるだけで抜け毛が減る可能性があります。それでは、どのようなシャンプーが良くないのでしょうか。

高級アルコールシャンプーは爽快な洗い上がりで刺激は強め

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シャンプーは使用されている洗浄成分によって大きく3つに分類することができます。それが、高級アルコールシャンプー・石けん系シャンプー・アミノ酸シャンプーです。これらは、メインの洗浄成分となる界面活性剤の種類が異なります。

高級アルコールシャンプーに配合されているのは、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどの高級アルコール系面活性剤です。高級というと品質が良いものように感じますが、実際は分子中に炭素原子が6つ以上ふくまれたアルコールというだけの意味です。

原料価格が安く洗浄力や脱脂力が強いため、市販されているシャンプーのほとんどはこのタイプになります。しっかり汚れを落とすため洗い上がりに爽快感がありますが、頭皮が必要としている皮脂まで取り除いてしまうことがあるのが難点です。

皮脂は汗と混じって皮脂膜を形成し、水分の蒸発を防ぐ大切な働きをしています。そのため、必要な分まで落とされてしまうと肌が乾燥してしまうのです。《関連リンク > aga病院 福島 > 水戸中央美容形成クリニック

肌の乾燥はバリア機能を低下させて炎症や赤みを招くほか、毛根に栄養が届きにくくなって抜け毛を助長してしまうことがあります。

市販のシャンプーの間違った選び方!抜け毛が気になる人は要注意

意外と洗浄力が高い石けん系シャンプー

石けん系シャンプーは、石けん系界面活性剤を使用しています。石けんというと肌に優しいイメージを持つ人は多いと思いますが、実は意外と洗浄力・脱脂力が高めです。そのため、必要な皮脂まで落として乾燥させてしまう恐れがあります。

石けんで洗顔した後、顔がつっぱるのを感じたという経験をしたことがある人もいるでしょう。あれも石けんの高い脱脂力によるものです。また、石けん成分はアルカリ性ですので、髪のキューティクルを開いてしまい、引っかかりや絡みも起きやすくなります。

頭皮や髪に優しいアミノ酸シャンプー

アミノ酸シャンプーは、洗浄成分としてアミノ酸系界面活性剤を配合しているシャンプーです。適度な洗浄力があり汚れは落としますが、洗浄力が強すぎないため皮脂まで落とすことがありません。アミノ酸は人体の構成要素の1つです。

そのため、肌なじみが良く、あまり刺激となりません。また、必要な皮脂を落とさず、アミノ酸自体に多少の保湿作用があるため、頭皮を乾燥させる心配もあまりないのです。アミノ酸シャンプーは、3種類のなかでもっとも肌に優しく、脱け毛を招く心配の少ないシャンプーといえるでしょう。

アミノ酸系界面活性剤にはたくさんの種類がありますが、「ココイル~」「~アラニン」「ラウロイル~」などがつく成分が配合されていることが多いです。

そもそも、界面活性剤って何?

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先ほどからでてくる界面活性剤とは、いったいどういうものだと思いますか。これは、なじまない物質と物質の境目に働きかけて性質を変えてしまう物質のことです。水になじみやすい「親水基」と油になじみやすく水にはなじみにくい「疎水基(親油基)」の2つの部分から成ります。

水に油を入れると、2つは混じりあわずに層になって境目ができますね。ところが、ここに界面活性剤を入れると、疎水基が集まって油を取り囲み、親水基が外側に来るため水中に混じることができるのです。洗剤やシャンプーに入っている界面活性剤はこの性質によって皮脂汚れを水中に浮かせ、洗い流すことを可能にしているのです。

皮脂汚れを落とすために界面活性剤は大切な役割を果たしています。まれに、合成界面活性剤は悪いものだと主張する人がいますが、これは間違いです。石けん系もアミノ酸系も合成界面活性剤ですし、特に悪いものではありません。

注意!アミノ酸シャンプーは「メインの洗浄成分」がアミノ酸

頭皮や髪に優しいとしてアミノ酸シャンプーが知られるようになり、さまざまな商品が販売されるようになっています。しかし、中にはアミノ酸シャンプーを謳いながらそうとはいえない成分を配合しているものもありますので、購入の際は要注意です。

たとえば、メインの洗浄成分に高級アルコール界系面活性剤を配合し、補助剤としてアミノ酸界面活性剤を少し配合しているようなものが挙げられます。これでは、高級アルコール系の強い洗浄力が勝り、アミノ酸系成分の意味がほぼありません。

また、アミノ酸は非常にたくさんの種類があります。洗浄成分としてではなく保湿成分としてアミノ酸を配合しているシャンプーも多いです。このようなシャンプーはアミノ酸配合シャンプーであって、アミノ酸シャンプーとはいえません。

シャンプーの配合成分は、分量の多い順に表記することが義務づけられています。アミノ酸シャンプーを購入したいなら、パッケージに記載されている配合成分を確認するといいでしょう。通常、シャンプーでもっとも多いのは水です。

水の次にアミノ酸成分が書かれているかどうかを確認するといいでしょう。

知っていますか?頭皮に負担をかけにくいシャンプーの方法

シャンプーを頭皮に優しいものに変えたとしても、洗い方が悪ければあまり意味はありません。シャンプーをするときは、丁寧で質の高い洗い方をしましょう。髪を洗う前に行いたいのが、ブラッシングです。髪表面についたホコリを落とし、頭皮の汚れを浮かせて落としやすくする効果が期待できます。

髪の長い人は、頭皮から毛先まで一気にとかすのではなく、毛先から少しずつ行うのがコツです。一気にとかすと髪を傷めたり、引っ張られて抜けたりする恐れがあります。ブラシをかけたら、ぬるま湯でしっかり予洗いしましょう。

さっと濡らすだけという人も多いですが、ここでしっかり洗い、汚れを落としておきましょう。ある程度汚れを落としておくと、シャンプーを多量に使わずに済みます。低刺激シャンプーを使っていても頭皮にまったくダメージを与えないわけではないので、少ない量で済むならその方が良いのです。

シャンプーはしっかり泡だてて、その泡で頭髪を包み込んで洗いましょう。手に取ったシャンプー液を泡立てずに頭皮に直接つけてわしゃわしゃと泡立てるという洗い方をしている人もいるかと思いますが、これは強い刺激を与えますので、良くありません。

洗えたら、ぬるま湯で丁寧に時間をかけて流しましょう。すすぎ残しがあると頭皮にかぶれや炎症が起きる可能性があります。頭皮環境の悪化は抜け毛の元ですので注意しましょう。

シャンプーだけで安心しないで

抜け毛を予防、軽減したいのなら、シャンプー以外にもしっかり対策をとることも大切です。食生活や生活習慣の改善と紫外線予防を行いましょう。抜けにくいしっかりした丈夫な髪に育つためには十分な栄養が必要です。しかし、偏った食生活で栄養が十分にない場合、身体の方にまわされて頭皮は後回しになりますので、毛根は栄養不足に陥ってしまうのです。

その結果、細くてしっかりしない髪になり、少しの刺激で抜けやすくなります。また、適度に運動することや睡眠をしっかり取ることも大切です。運動すると血行が良くなり、細部まで栄養が行き届きやすくなります。睡眠をしっかりとると、成長因子が分泌されて髪の成長を助けるといわれています。

そして、気をつけたいのが紫外線です。紫外線は肌の奥に侵入して細胞を傷つけ、髪の成長にも悪影響を与えます。頭皮はもっとも紫外線が当たりやすい場所ですので、そのダメージも受けやすいのです。紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいまので、日ごろから帽子や日傘などを使って防止するようにしましょう。